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洋服なおし屋さんの特徴

 

●受付専任のスタッフではなく、修理ができる人間が、店舗で直接お客様のご要望を伺っています。
 縫う人間がお客様のご要望を聞くことが、クオリティを維持する方策だと考えているからです。
 したがいまして、数をこなせません。お時間を沢山頂く場合もございます。どうぞご承知下さいませ。


●高度な技術を要する修理は、40年の歴史をもつベテランの職人(3人)です。
 当社の職人が品質にこだわって修理をおこなっております。


●ジーンズのリペア(修理・修繕)は若手が中心となり、修理を担っております。


●スーツの穴、破れの修理は、ご予算と期待される品質水準に応じて
 「かけつぎ」・「ミシン補修」などの方法で対応しております。


●「痩せた」「太った」など体型が変わった時のサイズ直し(寸法直し)


●着ないけど、捨てられない愛着のある服を、今風のシルエットを変えて、蘇らせること。


●たばこの焦げ穴や、擦り切れ、破れの補修・修復。

 

 

MOTTAINAI(もったいない)精神

 

店主が幼い頃、わたしたちの生活の中に使い捨ての文化はありませんでした。
ものを大切にすることが当たり前の環境で育ちました。
「もったいないおばけ」・・・
聞き覚えのある方もいらっしゃるかと思います。


おそらく30年ほど前にTVで流れていたAC公共広告機構のCMです。
こどもに大人気の”まんが日本昔話し”風にCMは展開していきます。
お寺の和尚さんが子供たちを食事に呼びましたが
子供たちは嫌いな食べ物を残してしまいます。


その夜「もったいね〜」「もったいね〜」とお化けが現れ
子供たちはお化けを恐れ、たべものを大切にすることを学びます。
その頃の日本人には、「もったいない」ので「大切にする」ということが
当たり前の習慣でした。その後、日本経済はバブル期を迎え、
いつの日からか、「もの」が低価格になり
大量生産、消費、廃棄があたり前になりました。


今では、年間約250 万トンの繊維製品が消費され
200万トン近くがリサイクルもしくは、ゴミとして捨てられているそうです。
私たちはやがて「もったいない」という言葉をあまり使わなくなりました。
ところが昨今、日本人独特の「もったいない」という表現が
世界でも脚光を浴びています。

 

2004年環境分野で初のノーベル平和賞を受賞した
ケニア人女性のワンガリ・マータイさん(2011年逝去)
マータイさんはグリーンベルト運動と呼ばれる植林事業で知られているエコロジストです。
2005年の来日の際に感銘を受けたのが「もったいない」という日本語でした。


環境 3R + Respect = もったいないReduce(ゴミ削減)
Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3Rを
たった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対する
Respect(尊敬の念)が込められている言葉


「もったいない」。マータイさんはこの美しい日本語を環境を守る
世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱しました。
こうしてスタートしたMOTTAINAIキャンペーンは
地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め
持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動として展開しています。


わたしたちが、愚直に”よい仕事”をし続けて、お客様との信頼を重ねることで
「服を直して着る」という市場が広がり、それが文化として生活に根付き
その結果、地球環境維持・向上貢献するという思いをもって
修理をを懸命におこなってまいります。

 

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